「FUKUOKA UNESCO」3号

1966年12月31日
「FUKUOKA UNESCO」3号 1966年刊行 B5版138頁 1,300円(送料込)

  • 〈特集〉荒川文六先生米寿祝賀記念特集

荒川文六先生米寿祝賀記念特集

荒川文六氏は九州帝国大学総長を務められた後、昭和26年に福岡ユネスコ協会会長に就任。
翌年、民間のユネスコ活動の九州地域代表として、最初の日本ユネスコ国内委員に就任(2年間)。
昭和40年に文化功労者に選ばれた。
昭和43年5月までの長きにわたって当協会会長としてその礎を築くとともに、九州の文化的発展に尽力された。

“荒川文六先生米寿祝賀記念行事”   竹藤 寛(福岡ユネスコ協会事務局長)

荒川文六先生を囲む座談会 ― 荒川先生の米寿を記念して ―

司会 橋本 武氏(福岡ユネスコ協会副会長)
出席者 荒川文六先生
原田恭介氏
柳原才次郎氏
後藤文雄氏
野田健三郎氏
保刈紫朗氏
小山 隆氏
斉藤忠夫氏
森部静武氏
鳥山隆三氏
干瀉龍祥氏
青山道夫氏
根津菊次郎氏
布勢健士氏
(内容紹介)
九大電気工学科創設の頃 ― 工科大学の頃から ―
九大総長時代
先生の音楽生活と九大フィル・ハーモニー
九大電気教室の思い出
福岡ユネスコ協会と共に
教会とYMCAについて
初代福岡県教育委員長として
先生へのお願い

“荒川文六先生の米寿に寄せて”

“荒川博士と私”   大島 廣氏(九州大学名誉教授)
“荒川文六先生と九州大学”  今中次麿氏(九州大学名誉教授)
“泳ぐ荒川九大総長”  田中子玉氏(テレビ西日本副社長)
“荒川文六先生と福岡女学院”  柿薗ヤヱ氏(福岡女学院長)
“荒川先生と福岡県文化会館”  菊池 租氏(前 福岡県立図書館長)
“語らざる牧師様”  石川勝治氏(開業医)
“荒川先生の著書と丸善”  丸善出版部

「私の人生における出会い」  荒川文六氏

九州文化総合研究特集

“種子島広田遺跡の文化”  金関丈夫氏(帝塚山大学教授)

“西欧学術の伝来と九州”  沼田次郎氏(東京大学教授)

“明治維新と九州”  大久保利謙氏(立教大学専任講師)

“日本ナショナリズムの一考察 ―内田良平と日韓合邦 ―”  西尾陽太郎氏(九州大学教授)

“富貴寺の壁画について”  谷口鉄雄氏(九州大学教授)

〈内容紹介〉
はじめに
ソフテックスの効果
富貴寺大堂の建築
富貴寺の絵画

“世界の陶磁文化における九州陶磁”  三上次男氏(東京大学教授)

“ヨーロッパ先史時代における文化発展段階 ― 重心転移の問題について”
  ヘルベルト・メリヒアール氏(ウィーン大学哲学部先史学研究所講師、東京教育大学講師)

〈内容紹介〉
第1章 序説
第2章 石器時代
石器時代のまとめ
第3章 土器時代
土器時代のまとめ
総括

福岡ユネスコ協会活動の紹介

1. 九州文化の総合的研究調査企画
2. 福岡ユネスコ都市問題研究会
3. 西日本の文化を発展させるための研究実践グループ企画
4. 第8回ユネスコ国際交流学校美術展
5. 本協会創立20年記念第2回国際文化会議企画
6. その他

コメントは受け付けていません。