かくれキリシタンのオラショを巡る旅

2014年10月06日
20141018
日時:2014年10月18日(土)14:00〜16:30
場所:西南学院大学博物館(ドージャー記念館)講堂
講師:中園成生(なかぞのしげお) 長崎県平戸市生月町博物館・島の館学芸員
入場料:一般1000円(当日1200円)、学生・留学生500円
申し込み方法:チラシのpdfファイルをダウンロードの上、下部のフォームに必要事項をご記入の上、ファクスでお申し込みください。

キリスト教が禁教とされた時代を生き抜き、「かくれキリシタン」と呼ばれながら現在まで信仰を守り続けて来た人たちが多く住む、長崎を中心とした九州西岸地域。「長崎県の教会群とキリスト教関連遺産」が2016年の世界文化遺産認定に向けて推薦が決まったばかりです。この時に、あらためて「かくれキリシタン」とは何かを問い、従来のとらえ方と違う新たな面を浮かび上がらせる最新の研究内容をご紹介するとともに、長く信者に伝えられて来た「オラショ」の分析を通じて、信仰の継承の意味を探ります。特に、信者の方々による「オラショ」実演により、立体的な理解を得られる講演会とします。

講演会の様子はblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
中園成生講演会で、オラショの実演が行われました。

講演の内容をブックレットにしました。2015年10月刊行です。入手ご希望の方はお問い合わせください。
『かくれキリシタンとは何か《オラショを巡る旅》』

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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