「FUKUOKA UNESCO」2号

1965年12月31日
「FUKUOKA UNESCO」2号 1965年刊行 B5版78頁 1,300円(送料込)

“この百年”  高橋正雄氏(九州大学名誉教授・鹿児島大学教授)

(内容紹介)
第一次世界戦争まで
小さくなり、弱くなった資本主義圏
ロシア革命のこと
ファシズム・ニューディール・戦争
スターリン体制の完成と転換
西の世界にも
黒い雲?

“中国に於ける文の意義と中国文学の伝統”  目加田 誠氏(九州大学教授)

“わたしたちの朝鮮観”  平野邦雄氏(九州工業大学助教授)

“フランスにおける日本文化”  アンドレ・ブリューネ氏(在日フランス大使館書記官)

(内容紹介)
最初の日本紹介
日本の開国とフランス
1880年(明治13年)以降
1900年以降、二つの大戦を迎えて
第二次世界大戦以後

座談会 “アジアの教育問題をめぐって”

司会 青山道夫氏
(福岡ユネスコ副会長、日本ユネスコ国内委員会委員、九州大学教授)
出席者 益井重夫氏(九州大学教授)
森本 勉氏(NHK福岡放送局放送部長)
問田直幹氏(九州大学教授)
鳥山隆三氏(九州大学教授)
(内容紹介)
アジアにおける教育の現状
東南アジアにおける道徳
日本の教育援助と日本語の問題
日本人は、もっとこの地域に出掛けるように
留学生問題について
アジアにおける相互理解の必要性
ラジオ・テレビの教育への利用

“故 森三美先生を偲びて”  坂本繁二郎氏(画家)

“九州が生んだ十人の日本近代画家”  河北倫明氏(国立近代美術館次長、美術評論家)

黒田清輝・久米桂一郎・岡田三郎助・藤島武二・和田英作・和田三造・青木繁・坂本繁二郎・古賀春江・児島善三郎

(内容紹介)
日本における初期洋画
黒田清輝とその意義
黒田グループ
藤島武二
青木 繁
坂本繁二郎
古賀春江
児島善三郎
九州の洋画家へ望むもの

“古唐津”  永竹 威氏(佐賀県文化会館館長、陶芸研究家)

(内容紹介)
はじめに
唐津陶の見どころ、勘どころ
唐津陶の土味と釉薬
唐津陶の製法 ― その技法について―
絵唐津
茶陶
唐津焼の系譜
岸嶽唐津系
松浦唐津系
多久唐津系
武雄の北部・南部唐津系
平戸唐津系
唐津焼の起源考

福岡ユネスコ協会部門別業績紹介

1. 九州文化の総合的研究企画
2. 福岡ユネスコ都市問題研究会
3. 西日本の文化を発展させるための調査・研究グループ活動企画
4. 第7・8回ユネスコ国際交流学校美術展
5. 会報 FUKUOKA UNESCO 創刊号の刊行
6. 福岡ユネスコ文化講演会・映画会・その他
7. 福岡ユネスコ協会創立20年記念(1967)第2回国際文化会議企画

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