「本の未来を拓く」を終えて
現在、新刊書店が街から次々と姿を消し、本と人との出会いの場が減少している一方で、新刊の発行点数は飛躍的に増大しています。また、本自体も紙からデジタルへと形態が変化しつつあります。このような大きな転換期にある「本」の現在と未来について考えるセミナーを2025年3月1日に開催しました。
フリーライターで本の業界に詳しい永江朗さんをコーディネーターに迎え、一冊入魂で小さな総合出版社をめざしているミシマ社代表の三島邦弘さん、独立系書店の先駆けとして福岡でユニークな書店経営を続けるブックスキューブリック店主の大井実さんを講師に、本に関して様々な角度から話し合っていただきました。