That the wide diffusion of culture, and the education of humanity for justice and liberty and peace are indispensable to the dignity of man...
「FUKUOKA UNESCO」5号
1970年12月31日
「FUKUOKA UNESCO」5号 1970年刊行 B5版148頁 1,300円(送料込)
- 〈特集〉近代国際関係史 現代国際経済
近代国際関係史特集
「日本の近代化と大陸問題」 西尾陽太郎氏(九州大学教授)
(内容紹介) |
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「中国近代革命の進展と日中関係」 竹内 好氏(中国文学者)
(内容紹介) |
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「インド・東南アジア・中近東における民族独立の歩みと植民地帝国の没落」
蠟山芳郎氏(評論家)
(内容紹介) |
現代アジアの特徴 |
アジア全体の動き |
どうして民族独立運動は起こったか |
欧州勢力の武力による侵攻 |
近代的統一国家建設の試み |
アジアにおける資本主義の未発達 |
アジアにおける民族独立の歩み |
アジアにおけるナショナリズムの特質と革命 |
インドについて |
平和五原則の意味 |
ベトナム戦争の意義 |
アジアの日本として |
「近代ヨーロッパ世界の展開 ― ナチズムを中心として ―」 斉藤 孝氏(東京大学助教授)
(内容紹介) |
序 |
第一次・第二次世界大戦とドイツ |
ナチの人種差別政策 |
ナチズム及びファシズム |
ナチス政権の誕生とその戦略 |
ナチスと左翼陣営 |
民主主義の堕落とナチズム |
ニュールンベルグ裁判の意義 |
「第二次世界大戦前後のアメリカの内政と外交」 阿部 斉氏(成蹊大学助教授)
(内容紹介) | |
1.アメリカの政治的伝統 | |
― その民主主義の特徴 ― | |
― 自由主義 ― | |
― 平等主義 ― | |
― モラリズム ― | |
2.第二次世界大戦前のアメリカの内政 | |
― ニューディールをめぐって ― | |
3.第二次世界大戦後のアメリカの外交政策 | |
4.第二次世界大戦後のアメリカの内政 | |
5.アメリカにおける政治の分裂化現象 |
シンポジウム 「近代日本における対外姿勢の変遷と今後の課題」
司会 | : | 根津菊次郎氏(九州大学講師) |
ディスカッサント | : | 上記の講演者5名 |
(討議の内容) |
近代日中関係をめぐって |
明治期民間有志と大陸問題 |
ネーションについて |
根拠地論 |
1930年代の反省を |
独立心について |
日本と東南アジア |
アメリカ人の心理と外交 |
近代化の問題点 |
講師への質問 |
文化大革命と根拠地論 |
黄禍論 |
防衛する心 |
安保・ベトナム問題 |
日中関係の改善 |
世界国家 |
「マスコミと人権」 伊藤正己氏(東京大学教授)
(内容紹介) | |
序 | |
表現の自由の価値 | |
その1 人格形成 | |
その2 自由な言論 | |
その3 国民の自治 | |
その4 少数意見 | |
人権と人権の対立の問題 | |
人格権とマスコミ | |
名誉権 | |
表現の自由の核心 | |
プライバシーの問題 | |
第1の類型 私生活を覗き見されない権利 | |
第2の類型 知られたくないことをマスコミにとり上げられない権利 | |
第3の類型 マスコミの表現行為によって誤解を生ぜしめられない権利 | |
第4の類型 肖像や氏名を営利に利用されない権利 | |
知らせる権利と知る権利 | |
マスコミの人権侵害から人権を守ることについて | |
マスコミの自主規制と市民運動 |
「原子力時代の人類史的意味」 野中 到氏(東京大学教授)
(内容紹介) |
人間と動物の本質的な相違 |
文明生活を維持する条件 |
人間生活とエネルギー |
原子の発見と応用 |
原子炉の出現 |
原子力の開発と社会の対応 |
現代国際経済特集
「最近のエネルギー問題 ― 石油・原子力発電を中心に ―」
向坂正男氏(日本エネルギー経済研究所所長)
(内容紹介) |
経済成長とエネルギー需要の増大 |
エネルギー問題の国際性と自立性 |
エネルギー革命の進行 |
1980年代 ― 石油と原子力の競争時代 ― |
エネルギー供給技術の進歩 |
石油の埋蔵量 |
日本のエネルギー問題 ― 低下する石油価格とその見通し ― |
民族系石油会社 |
海外油田の開発体制 |
石油消費と公害問題 |
産業立地の問題 |
原子力発電の開発 |
エネルギー開発と産油国の問題 |
「日本経済と南北問題」 大来佐武郎氏(日本経済研究センター理事長)
(内容紹介) |
南北問題の背景 |
低開発国の援助の諸問題 |
国連貿易開発会議 ― 援助と貿易 ― |
シンポジウム 「世界経済の現状とその諸問題」
司会 | : | 高橋正雄氏(九州大学名誉教授) |
ディスカッサント | : | 大来佐武郎氏(上記) 向坂正男氏(上記) 坂本二郎氏(一橋大学助教授) 木下悦二氏(九州大学教授) 小出栄一氏(九州電力常務取締役) 浜 正雄氏(九経連専務理事) |
(討議の内容) |
民間資本の輸出とプラス・マイナス |
日本の現実をふまえて |
九州・山口の役割 |
石油の将来・国際協力・原子力 |
多面的な国際経済関係の発展 |
未来学・情報の今と昔 |
中国、共産党、金の未来学、情報の洪水に処するには |
メコン川開発のこと |
経済の成長と人間の成長 |
民族系石油会社をめぐって |
教育問題・地域開発など |
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