That the wide diffusion of culture, and the education of humanity for justice and liberty and peace are indispensable to the dignity of man...
アジアの未来を描き直す——インドからの発言
2024年06月09日
FUKUOKA U ブックレット25
*福岡ユネスコ・トークライブ
アシシュ・ナンディ / 藤原帰一
発行:弦書房
発行日:2024年4月30日
定価:本体700円+税
*福岡ユネスコ・トークライブ
アシシュ・ナンディ / 藤原帰一
発行:弦書房
発行日:2024年4月30日
定価:本体700円+税
内容は、2016年12月11日(日)に福岡で開催された講演会「インドから見たアジアの未来」に一部補筆したものです。
アジアの未来を描き直す——インドからの発言
目次
インドから多様性を考える(アシシュ・ナンディ / 藤原帰一)
– 多様性は西欧のみに生まれた思想なのか?
– 宗教施設において見られる多様性
– アジアの国における多様性
– 宗教原理主義運動とローカルな宗教
– 宗教の変化によって生じる矛盾
– インドではイデオロギーは表層的だ
– 不安や恐怖が原理主義やポピュリズムを生み出す
– ナショナリズムを超えたアジアとは
– 帝国と地域の自主性
– 国民国家の限界と地政学的課題
– 国家と国民とを媒介する団体が消えつつある
– アジアのアイデンティティーとは
– 歴史にどのように向き合うか
– 国民国家は一種類しかないのだろうか
– カースト制度の今後について
– グローバリゼーションの中におけるアジア
– 二二世紀はインドの世紀となるか
出版活動について
publication
- 往還する日韓文化——日本文化開放から韓流ブームまで
- アジアの未来を描き直す——インドからの発言
- アオザイ その伝統的価値と現代生活への影響力
- アジア経済はどこに向かうか
- 蘭学の九州
- 中国はどこへ向かうのか 国際関係から読み解く
- 日本の映画作家と中国
- 琉球沖縄史への新たな視座
- 香港で文化を創り続ける
- ボクシング史料が語るアジア《日本・フィリピン関係史》
- 北欧諸国はなぜ幸福なのか
- 映画にみる韓国と日本《リメイク作品から考える比較文化論》
- 平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ
- ブレグジット狂騒曲《英国在住保育士が見た「EU離脱」》
- 日韓メモリー・ウォーズ―私たちは何を忘れてきたか
- Doing History《「歴史」に対して、わたしたちができること》
- 変容するアジアの、いま 《新しいアジア経済社会論》
- ぼくらは未来にどうこたえるか
- 世界の水辺都市を巡る 《ヨーロッパ・アジア、そして日本》
- 林権澤は語る 《映画・パンソリ・時代》
- かくれキリシタンとは何か《オラショを巡る旅》
- よみがえる夢野久作
- 西海のコスモロジー
- 山本作兵衛と日本の近代
- 日本の俳句はなぜ世界文学なのか
- 映画、希望のイマージュ《香港とフランスの挑戦》
- 〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?
- 考える人・鶴見俊輔
- 東アジアとは何か 〈文明〉と〈文化〉から考える
- 現代社会はどこに向かうか 《生きるリアリティの崩壊と再生》
- アジアの文化は越境する
- いま〈アジア〉をどう語るか
- FUKUOKA UNESCO 1~47号
- OVERSEAS JAPANESE STUDIES INSTITUTIONS
- 日本を問い続けて——加藤周一、ロナルド・ドーアの世界——
- 世界が読む 日本の近代文学 全3巻
- 青木繁・坂本繁二郎とその友
- 戦後の日本 転換期を迎えて
- 日米関係を考えなおす その歴史的反省
- 九州文化論集 全5巻