That the wide diffusion of culture, and the education of humanity for justice and liberty and peace are indispensable to the dignity of man...
日本の映画作家と中国
2021年06月18日
FUKUOKA U ブックレット21
*福岡ユネスコ・トークライブ
*福岡ユネスコ・トークライブ
劉 文兵(りゅう・ぶんぺい)
発行:弦書房
発行日:2021年6月30日
定価:990円(本体900円)
内容は2020年6月28日に福岡で開催された講演会および上映会「日本映画は中国でどのように愛されてきたのか」(主催:福岡ユネスコ協会、福岡市総合図書館、映像ホール・シネラ実行委員会)をもとに、講演で焦点を当てた1970年代の前後の時代についても加筆したものです。
日本の映画作家と中国
目次
はじめに
I 日本映画の巨匠たちの「不在」 戦前、戦中、そして冷戦時代
第二節 戦中の日本映画との不幸な出会い
第三節 冷戦時代と日本独立プロ作品の対中輸出
II 中国の改革開放政策と日本映画の絶大な影響
第二節 第五世代監督にとっての日本映画
第三節 第六世代監督と日本映画との多様な関係性
III 今、日中映画の最前線
第二節 岩井俊二監督と中国の青春映画
第三節 「是枝裕和的」なものとは何か
第四節 宮崎駿から新海誠へ
終わりに
附録 中国における日本映画の上映事情
中国で一般公開された日本映画(二〇一六年~二〇一九年)一覧表
出版活動について
publication
- 往還する日韓文化——日本文化開放から韓流ブームまで
- アジアの未来を描き直す——インドからの発言
- アオザイ その伝統的価値と現代生活への影響力
- アジア経済はどこに向かうか
- 蘭学の九州
- 中国はどこへ向かうのか 国際関係から読み解く
- 日本の映画作家と中国
- 琉球沖縄史への新たな視座
- 香港で文化を創り続ける
- ボクシング史料が語るアジア《日本・フィリピン関係史》
- 北欧諸国はなぜ幸福なのか
- 映画にみる韓国と日本《リメイク作品から考える比較文化論》
- 平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ
- ブレグジット狂騒曲《英国在住保育士が見た「EU離脱」》
- 日韓メモリー・ウォーズ―私たちは何を忘れてきたか
- Doing History《「歴史」に対して、わたしたちができること》
- 変容するアジアの、いま 《新しいアジア経済社会論》
- ぼくらは未来にどうこたえるか
- 世界の水辺都市を巡る 《ヨーロッパ・アジア、そして日本》
- 林権澤は語る 《映画・パンソリ・時代》
- かくれキリシタンとは何か《オラショを巡る旅》
- よみがえる夢野久作
- 西海のコスモロジー
- 山本作兵衛と日本の近代
- 日本の俳句はなぜ世界文学なのか
- 映画、希望のイマージュ《香港とフランスの挑戦》
- 〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?
- 考える人・鶴見俊輔
- 東アジアとは何か 〈文明〉と〈文化〉から考える
- 現代社会はどこに向かうか 《生きるリアリティの崩壊と再生》
- アジアの文化は越境する
- いま〈アジア〉をどう語るか
- FUKUOKA UNESCO 1~47号
- OVERSEAS JAPANESE STUDIES INSTITUTIONS
- 日本を問い続けて——加藤周一、ロナルド・ドーアの世界——
- 世界が読む 日本の近代文学 全3巻
- 青木繁・坂本繁二郎とその友
- 戦後の日本 転換期を迎えて
- 日米関係を考えなおす その歴史的反省
- 九州文化論集 全5巻