アジアの中の琉球王国——海洋小国がもつソフトパワー

2026年11月01日
アジアの中の琉球王国
福岡ユネスコ・アジア文化講演会
 
日時:2026年12月19日(土)13:30〜16:30(開場13:00)
会場:電気ビル共創館3FカンファレンスA
福岡市中央区渡辺通2丁目
講師:高良倉吉 氏(琉球大学名誉教授 / 2025年福岡アジア文化賞大賞受賞者)
対談:武井弘一 氏(金沢大学教授)
費用:一般 事前申込 1,000円(当日1,200円)
学生・留学生 500円(事前・当日とも)
15世紀に成立し、明治政府に併合される1879年まで400年間存続した「琉球王国」。明の冊封体制の中でアジアとのネットワークを広げ、中国・朝鮮からマラッカ・シャムに及ぶ広範な交易活動を行いました。
隣国薩摩藩による1609年の侵入後は、日本の幕藩体制にも編入されて二つの国の制度の中で生き延びていくこととなりました。
この小さな海洋国家「琉球王国」が持つネットワークや知恵などのソフトパワーは、現在大国が力を背景に大国主義を広げようとする中で、小国はいかに存続していくかを考える上で参考になるものです。琉球研究の第一人者に現代に通じる「琉球王国」の歴史について語っていただきます。


 

講師・対談者プロフィール

高良倉吉(たから・くらよし)氏
琉球大学名誉教授 / 2025年福岡アジア文化賞大賞受賞者
1947年沖縄県生まれ。愛知教育大学卒業(教育学部)。沖縄県沖縄史料編集所専門員、浦添市立図書館館長を経て琉球大学法文学部教授。沖縄県副知事、内閣府沖縄総合事務局「首里城復元に向けた技術検討委員会」委員長を歴任。
著書に『琉球王国史の探求』(2011)、『琉球王国』(1993)、『琉球王国の構造』(1987)、『おきなわ歴史物語』(正〈1984〉・続〈1987〉)、『琉球の時代:大いなる歴史像を求めて』(1980)。共・編著に『沖縄問題:リアリズムの視点から』(2017)、『「沖縄問題」とは何か』(2007)、『沖縄イニシアティブ』(2000)

武井弘一(たけい・こういち)氏
金沢大学人間社会研究域学校教育系教授
1971年熊本県生まれ。専門は日本近世史、歴史教育。
東京学芸大学大学院修士課程修了。千葉敬愛高等学校教諭、東京学芸大学付属高等学校教諭、琉球大学法文学部准教授などを経て現職。
著書に『琉球沖縄史への新たな視座』(2020)、『茶と琉球人』(2018)、『江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか』(2015、河合隼雄学芸賞受賞)、『鉄砲を手放さなかった百姓たち——刀狩から幕末まで』(2010)


お申込み方法
催し名(「アジアの中の琉球王国」)、氏名(参加者全員)、連絡先FAXまたはメールアドレス等を明記の上、メールかFAXでお申し込み下さい。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291

 
主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702 TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp

コメントは受け付けていません。

講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

event