That the wide diffusion of culture, and the education of humanity for justice and liberty and peace are indispensable to the dignity of man...
福岡ユネスコ講演会 国境(ボーダー)が持つ可能性―日本と隣国の最前線を見る
2016年07月05日
日時:2016年8月6日(土)13:30~16:00
会場:天神ビル11階10号ホール(福岡市中央区天神2-12-1)
会場:天神ビル11階10号ホール(福岡市中央区天神2-12-1)
講師::岩下明裕(いわした・あきひろ)氏
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授
九州大学アジア太平洋未来研究センター教授
料金:一般・事前申込 1,000円(当日1,200円)
学生・留学生 500円(事前申込、当日とも)
国境(ボーダー)とは何だろう。陸や山や海にひかれた一本の線。目に見えることもあれば、見えないこともある。あちらとこちらでは政治も通貨も文化も制度的には異なってしまう重要な線。
日本では今、北方領土、竹島(独島)そして尖閣諸島が隣国と問題を抱えた地域となっている。しかし、国境地域にも人が住み、生活を営んでいる。地域住民の目から国境はどのように見えるのだろうか。ゲートウェーとしての国境観光は成り立つのか。
豊富な現場体験を踏まえて、海に囲まれ隣国との接点が少ない島国・日本で、国境が持つ可能性について考える。
日本では今、北方領土、竹島(独島)そして尖閣諸島が隣国と問題を抱えた地域となっている。しかし、国境地域にも人が住み、生活を営んでいる。地域住民の目から国境はどのように見えるのだろうか。ゲートウェーとしての国境観光は成り立つのか。
豊富な現場体験を踏まえて、海に囲まれ隣国との接点が少ない島国・日本で、国境が持つ可能性について考える。
岩下明裕(いわした・あきひろ)氏
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授、九州大学アジア太平洋未来研究センター教授。
1962年熊本県生まれ。
九州大学大学院法学研究科博士課程修了。
山口県立大学、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター助教授を経て同センター教授。現在九州大学教授を兼任。
主な著書:『「ソビエト外交パラダイム」の研究』(国際書院)『中・ロ国境4000キロ』(角川選書)『北方領土問題』(中公新書、大佛次郎論壇賞受賞)『領土という病』(編著、北海道大学出版会)『北方領土・竹島・尖閣、これが解決策』 (朝日新書)『入門 国境学』(中公新書)など。
お申込み方法
以下の項目を明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
・催し名(「岩下明裕講演会」)
・氏名(参加者全員)
・連絡先FAXまたはメールアドレス
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291
主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702 TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp
*
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
→「国境(ボーダー)が持つ可能性―日本と隣国の最前線を見る」を終えて
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- 日本の文化と心
- 戦後の新しい世界を夢みて
- 文化講演と討議
- 1967〜2005年に行なった催し・セミナー等
- 第一回 九州国際文化会議