江戸時代における長崎への画家遊学 〜司馬江漢を中心にして

2024年01月03日
江戸時代における長崎への画家遊学
福岡ユネスコ・アジア文化講演会
日時:2024年2月17日(土)13:30〜16:30(開場13:00)
会場:電気ビル共創館3FカンファレンスA会議室
福岡市中央区渡辺通2丁目
講師:タイモン・スクリーチ氏(国際日本文化研究センター教授)
対談者:植松有希氏(板橋区立美術館学芸員)
参加費:一般 1,000円(当日1,200円)
学生・留学生 500円(事前申込・当日とも)
定員:80名 *定員になり次第締め切らせていただきます
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会
江戸時代、外国との交流は幕府により制限されていましたが、長崎は海外に開かれた窓口の一つとして大きな役割を果たしました.
長崎貿易を通じてオランダや中国から様々な文物がもたらされ、世界地図や書物、絵画などヨーロッパの情報や文化が流入するとともに、来訪した画僧や画人らにより中国の諸流派の絵画も長崎へ伝えられました.
江戸参府をするオランダ人などの姿を見て、あるいは新しい画風の中国絵画に接することにより、異国の文化に憧れた武士や医者、商人、そして画家が多数長崎をめざしました。.
江戸時代の視覚文化を研究するタイモン・スクリーチ氏が、江戸時代の日本における優れた洋風画家である司馬江漢を中心に、長崎に遊学した画家たちの世界に迫ります.


 

講師プロフィール

タイモン・スクリーチ(Timon SCREECH)氏
国際日本文化研究センター教授
2022年福岡アジア文化賞学術研究賞受賞者 同年山片蟠桃賞受賞者
1961年英国バーミンガム生まれ。 オックスフォード 大学修士号 (東洋・日本学)、ハーバード大学修士号及 び博士号(美術史)、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院准教授・教授を経て現職.
専門は日本の近世文化史、日本美術.
主な著書に『大江戸異人往来』『大江 戸視覚革命』『江戸の思考空間』『阿蘭陀が通る 人間交流の江戸美術史』

対談者

植松有希(うえまつ・ゆうき)氏
板橋区立美術館学芸員
青森県生まれ。武蔵大学人文科学研究科日本文化専攻 博士前期課程修了.長崎歴史文化博物館研究員を経て現職.
第34回國華展覧会図録賞受賞者.
専門は近世絵画.主な展覧会企画に「珍獣?霊獣?ゾウが来た! 〜 ふしぎでめずらしい象の展覧会」(長崎歴史文化博物館 / 2012年)、「長崎版画と異国の面影」(板橋区立美術館 / 2017年)、「建部凌岱展——その生涯、酔たるか醒たるか」(同 / 2022年)

お申込み方法
催し名(「長崎への画家遊学」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291

主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702  TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp

共催
福岡市教育委員会

協力
福岡アジア文化賞委員会

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「江戸時代における長崎への画家遊学」(福岡ユネスコ・アジア文化講演会)を終えて

【期間限定配信】
期間限定で講演の模様を動画で配信しております.ぜひご覧ください.
「江戸時代における長崎への画家遊学 〜司馬江漢を中心にして」

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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