森鷗外とドイツ文学

2023年10月25日
森鴎外とドイツ文学(美留町義雄氏講演会)
福岡ユネスコ文化講演会(北九州市開催)
 
日時:2023年11月25日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:北九州市立文学館
(北九州市小倉北区城内4-1)
講師:美留町義雄
参加費:500円
定員:60名(※先着順)
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会、北九州市
明治時代の文豪で北九州市にもなじ み深い森鷗外は、近代文学を代表する作家であるとともに、アンデルセンの『即興詩人』などの文学を日本へ紹介した翻訳者としても知られています。
軍医として留学したドイツから1888年に帰国した鷗外は、翌年から創作活動を始めました。それと並行して、ゲーテやクライストなどの古典主義文学、またはシュニッツラーやホフマンスタールといった最新のドイツ文学を翻訳します。さらには、イギリスやフランス、ロシア文学などのドイツ語版を日本語に訳して、ヨーロッパの文学を明治期の日本に紹介することにも貢献しました。
日独の比較文学を専門とされ、森鷗外について長く研究してこられた美留町義雄氏に、当時のドイツ文学との関係をはじめとして、翻訳者としての鷗外に光を当ててお話しいただきます。


 

講師プロフィール

美留町義雄(びるまち・よしお)氏
大東文化大学文学部教授
1967年、東京都に生まれる.立教大学ドイツ文学科を卒業し、同大学院文学研究科博士課程(ドイツ文学専攻)を満期退学後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現職.専門は日独比較文学・文化研究.
森鴎外記念会常任理事.
著書に『鷗外のベルリン——交通・衛生・メディア』(水声社、2010)および『軍靴を脱いだ鷗外——青年森林太郎のミュンヘン』(大修館書店、2018).


お申込み方法
11月3日(金・祝)から北九州市立文学館で電話受付(TEL 093-571-1505)

問い合わせ
北九州市立文学館
〒803-0813 北九州市小倉北区城内4-1
TEL 093-571-1505
FAX 093-571-1525

会場アクセス
– JR小倉駅から徒歩15分
– JR西小倉駅から徒歩10分
– 市立中央図書館・文学館前バス停から徒歩1分
– 北九州市役所前バス停から徒歩2分
– 小倉北区役所前バス停から徒歩2分
– 北九州都市高速大手町ランプから2分
駐車場は最寄りの各有料駐車場をご利用ください.

北九州市立文学館アクセスマップ


 

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「森鷗外とドイツ文学」(美留町義雄氏講演会)を終えて

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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