アジアと出会う旅 ―ボクシング資料が切り拓く日本・フィリピン関係史

2018年08月27日
アジアと出会う旅 ―ボクシング資料が切り拓く日本・フィリピン関係史―
福岡ユネスコ講演会 アジアと出会う旅
日時:2018年10月7日(日) 13:30~16:30(開場13:00)
会場:電気ビル共創館3階 カンファレンスC会議室
   福岡市中央区渡辺通2丁目
講演:乗松 優(のりまつ・すぐる)氏
参加費:一般 1,000円(当日1,200円)
    学生・留学生 500円(事前・当日とも)
定員 :110名
主催 :一般財団法人 福岡ユネスコ協会
第二次世界大戦で日本が甚大な被害を与えたフィリピンとの悪化した関係を修復するうえで、ボクシング「東洋選手権」試合がどんなに大きな役割を果たしたかについて調べて著した『ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交』(亡羊社)は、新聞各紙で絶賛され、大平正芳記念賞を受賞しました。

その著者乗松 優(のりまつ・すぐる)氏は執筆するにあたって、外交史料館や専門図書館などが価値を十分に認めた史料だけではなく、金子繁治氏等のボクサーに直接聞き取りを試みるほか、ボクシング関係者が個人で大切に保管していた史料を渉猟することに心血を注ぎました。自らもボクシングジムに通った経験もある乗松氏を日本・フィリピン関係史探求へと導いた私文書との出会いを紹介しながら、史料が既存の歴史観を検証する上でどんなに重要な働きをするかについて語っていただきます。

乗松 優(のりまつ・すぐる)氏
1977年愛媛県生まれ
関東学院大学非常勤講師
専門はスポーツ社会学、カルチュラル・スタディーズ
九州大学大学院比較社会文化学府終了
著書に『ボクシングと大東亜―東洋選手権と戦後アジア外交』(大平正芳記念賞受賞)


お申込み方法
催し名(「乗松 優 講演会」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、連絡先FAXまたはメールアドレス等を明記の上、FAXかメールで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291

主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702  TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp

定 員:定員になり次第締め切らせていただきます。

 

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「アジアと出会う旅 ―ボクシング資料が切り拓く日本・フィリピン関係史」を終えて

【講演録ができました】
講演内容をまとめた書籍を刊行しました。
ボクシング史料が語るアジア《日本・フィリピン関係史》

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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