終戦を再考する
日時:2025年7月5日(土)13:30 ~ 16:30 (開場13:00)
会場:電気ビル共創館3FカンファレンスA
福岡市中央区渡辺通2丁目
講師:佐藤卓己氏(上智大学文学部新聞学科教授)
麻田雅文氏(成城大学法学部法律学科教授)
参加費:一般・事前申込:1,000円(当日1200円)
学生・留学生 500円(事前・当日とも)
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会
それでは、どうして8月15日を日本では「終戦の日」として戦後長く受け継ぐようになったのでしょうか。また、8月8日にソ連が宣戦布告をして始まった「日ソ戦争」のように8月15日を過ぎても激しく戦闘が続いていた戦争は、どのように日本人に記憶され、伝えられてきたのでしょうか。
戦後80年となる今、改めて「終戦」について考えてみます。
講師プロフィール
佐藤卓己(さとう・たくみ)氏
上智大学文学部新聞学科教授
1960年広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。
東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授等を経て現職。専門はメディア史、大衆文化論
主な著書に『「キング」の時代——国民大衆雑誌の公共性』(2002、サントリー学芸賞受賞)『八月十五日の神話——終戦記念日のメディア学』(2005)『ファシスト的公共性——総力戦体制のメディア学』(2018、毎日出版文化賞受賞)『あいまいさに耐える——ネガティブ・リテラシーのすすめ』(2024)
麻田 雅文(あさだ・まさふみ)氏
成城大学法学部法律学科教授
1980年東京都生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。
日本学術振興会特別研究員、米ジョージ・ワシントン大学客員研究員、岩手大学人文社会科学部准教授等を経て現職。専門は近現代の日中露関係史
著書に『満蒙——日露中の「最前線」』(2014)『シベリア出兵——近代日本の忘れられた七年戦争』(2016)『日露近代史——戦争と平和の百年』(2018)『日ソ戦争——帝国日本最後の戦い』(2024、司馬遼太郎賞受賞、読売・吉野作造賞受賞)
お申込み方法
催し名(「終戦を再考する」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291
主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702
TEL:092-715-8768(平日10~17時)
HP:http://fukuoka-unesco.or.jp
講演会・セミナー活動について
event
- 終戦を再考する
- 本の未来を拓く
- ホセ・リサール、歴史家からみた真実の顔
- 文学が描くイタリアと移民
- アジア映画の面白さとは何か
- アジアと国際秩序の現在、そして未来
- 言葉は世界を変えられるか 〜ポストコロナと紛争の現代に考えること
- 江戸時代における長崎への画家遊学 〜司馬江漢を中心にして
- 森鷗外とドイツ文学
- 往還する日・韓文化の現在 〜日本文化開放から韓流ブームまで
- 宗教・文化からみたロシアとウクライナ
- 変わる中国、変わらない中国 明・清時代から現代を見る
- 外国人との共生がコミュニティを豊かにする
- ラテンアメリカ文学の魔力 ガルシア・マルケスとバルガス・ジョサを中心に
- 映画創作と自分革命
- 大陸と日本人 なぜ彼らは海を渡ったのか
- 生きる場所、集う場所 〜パフォーミングアーツを通したアジアとの共生
- 「台湾」を読む 台湾新文学からLGBTQ文学まで
- 多文化共生を実現するために、私たちのできること
- コロナ危機以降のアジア経済
- 蘭学の九州
- 日本語を伝達ツールとして見直していく
- 七つの文学作品で読む韓国社会の過去と現在
- 琉球沖縄史を見る眼 〜なぜ『茶と琉球人』を書いたのか?
- 日本映画は中国でどのように愛されてきたのか
- 魯迅 ― 松本清張 ― 莫言 ミステリー/メタミステリーの系譜
- 対外関係から見た中国
- 「平成」とはどんな時代だったのか
- 北欧諸国はなぜ幸福なのか
- 人口減少社会 ― その可能性を考える
- 19世紀ロシア文学とその翻訳
- アオザイ 〜その伝統的価値と現代生活への影響力
- アジアと出会う旅 ―ボクシング資料が切り拓く日本・フィリピン関係史
- 日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る
- アメリカをもっと深く知ってみる 〜なぜトランプが出てきたのか?
- 香港におけるアヴァンギャルド文化とその未来
- 文学の国フランスへのお誘い
- 英国のいま、そして日本は?
- 言葉でアジアを描く―現代文学とアジア
- 「外国文学を読む。訳す。~柴田元幸氏による講演と朗読の夕べ~」
- 福岡ユネスコ文化セミナー「メディアは、いま機能しているのか?」
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会「インドから見たアジアの未来」
- 福岡ユネスコ講演会 国境(ボーダー)が持つ可能性―日本と隣国の最前線を見る
- 福岡ユネスコ文化講演会 上映会&対談 『ヘヴンズ ストーリー』のその先へ
- 福岡ユネスコ国際文化セミナー「日韓メモリー・ウォーズ ―日本人は何を知らないか―」
- 福岡ユネスコ文化講演会&トークショー「東山彰良の小説世界」
- 福岡ユネスコ講演会 宗教とは何か —日本から世界を見る
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会 生きている歴史、繋ぐ記憶
- 福岡ユネスコ文化講演会 新興アジアをどう見るか? 4つの視点
- 福岡ユネスコ文化講演会&トークショー 葉室麟の世界にふれる
- 福岡ユネスコ文化セミナー 2014 アジア主義―その先の近代へ
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会(林権澤監督 講演会)
- かくれキリシタンのオラショを巡る旅
- 日本人の堕落時代 夢野久作
- 村田喜代子講演会
- 陣内秀信講演会
- 平成25年度福岡ユネスコ・アジア文化講演会
- 未来に可能性はあるか?-3.11以降の社会構想-
- いつか死ぬ、それまで生きる
- 山本作兵衛と日本の近代
- 考える人 鶴見俊輔
- 〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?
- 和本リテラシー(くずし字を読む)
- 邪馬台国と作家たち
- 辛亥革命と東アジア
- 創造する東アジア-文明・文化・ニヒリズム-
- 米倉斉加年 青木繁を語る
- 越境するアジアの現代文化 —現状と可能性—
- 松本清張と邪馬台国―古代の九州、そして北九州―
- 現代社会はどこに向かうか ―生きるリアリティーの崩壊と再生―
- いま、アジアをどう語るか ―現代化と歴史認識のはざまで―
- 水と緑の国 日本
- 福岡ユネスコ協会60年の歩み展
- 続・日本の文化と心 -日本語を基座として-
- 21世紀中国の文化構想 —和合学がめざすもの—
- 鷗外のドイツ滞在に学ぶ
- 日本の文化と心
- 戦後の新しい世界を夢みて
- 文化講演と討議
- 1967〜2005年に行なった催し・セミナー等
- 第一回 九州国際文化会議