「台湾」を読む 台湾新文学からLGBTQ文学まで

2021年10月22日
「台湾」を読む 台湾新文学からLGBTQ文学まで(垂水千恵氏 講演会)
福岡ユネスコ文化講演会(北九州市開催)

日時:2021年11月6日(土)開演 14:00(開場 13:30)
会場:北九州市立文学館
北九州市小倉北区城内4-1 TEL.093-571-1505
講師:垂水千恵 氏(台湾文学者、横浜国立大学国際戦略推進機構教授)
参加費:500円
定員:40名 *申込多数の場合は抽選となります。
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会、北九州市

1895年、日本の台湾統治が始まりました。1920年代に始まる台湾の近代文学(台湾新文学)は、植民地の現実と対峙するところから、その歩みを開始します。かたや現代に目を移すと、2019年からはアジア初となる同性婚が認められ、トランスジェンダーであることを公表しているオードリー・タンが35歳で閣僚入りするなど、その多様で包括性に満ちた社会にも注目が集まっています。そうした動きは文学にも反映され、すぐれたLGBTQ文学が産出されています。
講演では、約100年にわたる台湾近現代文学の流れを、翻訳で読める作品を中心に紹介しつつ、概観していく予定です。
もし入手できるようでしたら、『台湾抗日小説選 』(研文出版)所収の作品や、邱妙津『ある鰐の手記』(作品社)に目を通しておいてくださるとありがたいです。(垂水千恵氏)

 

講師プロフィール

垂水千恵 氏
香川県生まれ。お茶の水女子大学人文科学研究科修了。台湾東海大学外文系専任講師、横浜国立大学留学生センター助教授・教授を経て現職。主な著書に『台湾の日本語文学 日本統治時代の作家たち』『呂赫若研究 1943年までの分析を中心として』『記憶する台湾』(共編)『台湾セクシュアル・マイノリティ文学シリーズ』(共編)、翻訳に陳芳明著『台湾新文学史(上)(中)(下)』(共訳)黄春明著『鹿港からきた男』(共訳)他

 
お申込み方法
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「台湾」を読む―台湾新文学からLGBTQ文学まで

往復ハガキ
郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号・参加人数(3人まで)をご記入のうえ、下記の問合せ先までお申込みください。
締切:令和3年10月22日(金)必着

 
お問合せ
〒803-8501
北九州市小倉北区城内1-1
北九州市市民文化スポーツ局文化企画課内
「垂水 千恵氏講演会」係
TEL 093-582-2391

会場案内

北九州市立文学館(公式サイト)


 

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「『台湾』を読む」(垂水千恵氏講演会)を終えて

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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