言葉は世界を変えられるか 〜ポストコロナと紛争の現代に考えること

2024年02月17日
言葉は世界を変えられるか(福岡ユネスコ文化セミナー)
福岡ユネスコ文化セミナー
日時:2024年3月16日(土)13:30~16:45(開場13:00)
会場:エルガーラホール 7階 多目的ホール
福岡市中央区天神1丁目
講師:國分功一郎氏(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授)
中島岳志氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
参加費:一般 1,000円(当日1,200円)
学生・留学生 500円(事前・当日とも)
定員:100名 *定員になり次第締め切らせていただきます
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会
人は言語を使うことによって思考が可能となり、過去や未来を想像すること、他者とのコミュニケーションを行うことができ、言葉なくして日常生活を送ることはできません。
近年、地球規模のコロナウイルス感染により多くの死亡者を出し、防止策の移動の制限や直接的なコミュニケーションの自粛は、これまの人間生活を一変させる経験となりました。
また、ロシアによるウクライナ侵攻や中東での民族紛争が起きることにより、世界は政治的・経済的に分断され、私たちの日常生活に大きな影響を与えています。いま、私たちは自分の手の届かない世界の激動の中で、現在を未来をどのように考え、何をしていけばよいのかの指針が見えずに不安を感じながら毎日の生活を送っているのではないでしょうか。
今後、私たちはどのように世界を思考して、立ち向かっていくことができるのか。言葉と格闘している二人の思想家が語ります。


 

講師プロフィール

國分功一郎(こくぶん・こういちろう)氏
1974年千葉県生まれ。哲学者、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
専門は哲学・現代思想
主な著書に『スピノザ 読む人の肖像』(第11回河合隼雄学芸賞受賞)、『中動態の世界 意志と責任の考古学』(第16回小林秀雄賞受賞)、『暇と退屈の倫理学 増補新版』『ドゥルーズの哲学原理』。共著に『言語が消滅する前に』、『「利他」とは何か』他

中島岳志(なかじま・たけし)氏
1975年大阪府生まれ。政治学者、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授
専門は南アジア地域研究、日本思想史
主な著書に『思いがけず利他』、『アジア主義 その先の近代へ』、『「リベラル保守」宣言』、『中村屋のボース 〜インド独立運動と近代日本のアジア主義』(大佛次郎論壇賞及びアジア・太平洋賞受賞)。共著に『「利他」とは何か』他。編著に『橋川文三セレクション』


お申込み方法
催し名(「言葉と世界」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291

主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702 TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp


 

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「言葉は世界を変えられるか」(中島岳志氏、國分功一郎氏の講演と対話) を終えて

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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