映画創作と自分革命

2022年07月23日
『映画創作と自分革命』チラシ
創作の内的対話力の可能性について
福岡ユネスコ文化講演会
日時:2022年8月27日(土)13:30~16:30(開場13:00)
会場:福岡市総合図書館映像ホール「シネラ」
福岡市早良区百道浜3-7-1
講師:石井岳龍氏(映画監督)
参加費:一般 1,000円、学生・留学生500円
学生・留学生は身分証をご提示下さい.
定員:100名
*定員になり次第締め切らせていただきます
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会
共催:福岡市総合図書館、映像ホール・シネラ実行委員会
福岡出身の映画監督・石井岳龍(改名前 聰亙)は、1970年代後半から自主映画製作を始め、長編『狂い咲きサンダーロード』によりインディーズ界の旗手と評価され、以後様々な映画を世に送り出してきました.
2006年には神戸芸術工科大学の教授に就任して、自己の映画創作と並行して若い学生たちへの指導を行うようになり、映画創作について改めて探求をより深めていくことになりました.
これまでの16年間の大学での創作探求から得た、映画の持つ強い「内的対話力」について、また、石井監督があらゆる創作の根源とみる「無意識との対話と葛藤=自分革命」について語っていただきます.
講演に合わせて本テーマと関連する石井監督作品の上映を行います.


 

講師プロフィール

石井岳龍(いしい・がくりゅう)氏
1957年福岡市生まれ。1976年、日本大学芸術学部入学直後に、8mm映画デビュー作『高校大パニック』を撮り注目を浴びる。長編『狂い咲きサンダーロード』(1980)により日本インディーズ界の旗手と目されるようになる。監督作『逆噴射家族』(小林よしのり原案)や『ユメノ銀河』(夢野久作原作)など福岡ゆかりの作品により海外でも高い評価を受ける。2006年から神戸芸術工科大学教授を務める。主な監督作品に全編福岡撮影の『水の中のハ月』『五条霊戦記』『蜜のあわれ』『パンク侍、斬られて候』等

 

プログラム

13:30-15:00

石井岳龍監督による講演
(途中『水の中の八月』を一部参考上映)

15:15-16:16頃

映画『鏡心・完全版』上映
(石井岳龍監督、市川実和子、町田康出演、2005年、カラー、61分)

 

『鏡心』

心の拠り所を失い不安や迷いを抱えた一人の女優(市川実和子)が、南国バリで体験する美しく不可思議な幻想的な世界を綴っていく。瞬間瞬間に姿を変える東京の繁華街やバリ島の大自然の息吹をノーライトで生々しく捉えた映像は、強い詩的な力を持って観る者の内面を刺戟する。自ら製作・監督・脚本・撮影をこなし、新たな映画表現に挑んだ意欲作


お申込み方法
催し名(「石井岳龍講演会」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291

主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702  TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp


 

【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
「映画創作と自分革命」(石井岳龍氏講演会)を終えて

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講演会・セミナー活動について

福岡ユネスコ協会は日本研究者の方々をお招きし、様々な催しを開催してきました。 その一つ一つが、内外の研究者の方々の最新の発表と活発な討議を通して世界の目からみた日本の文化、そしてこれからの日本の在り方を示唆するものと高い評価をいただいております。 福岡ユネスコ協会は今後もこうした日本研究の発表の場をつくり、日本の文化を世界に発信する架け橋でありたいと願っています。 これらの会議、セミナー、シンポジウムは一般の方々に公開しております。会議用語は原則として日本語です。 一部外国語を使用する場合にはその旨を事前にご案内し、通訳や日本語資料の参照などで補います。 皆さまのご参加をおまちしております。

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