「平成」とはどんな時代だったのか
福岡ユネスコ文化セミナー
日時:2019年11月3日(日・文化の日)13:00~17:00
会場:電気ビル共創館3F大会議室
福岡市中央区渡辺通2丁目
講師:片山杜秀(かたやま・もりひで)氏 *コーディネーター
水無田気流(みなした・きりう)氏
酒井 信(さかい・まこと)氏
参加費:一般 1200円(当日1500円)
学生・留学生 500円(事前・当日とも)
定員:150名
*定員になり次第締め切らせていただきます
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会
阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめとして地震が日常化し、台風や大雨による災害が多く発生しました。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』よばれるほどの経済大国となっていた日本が、長いデフレ時代を経験して生産性が低い国になってきています。社会的にも、オウム真理教による地下鉄サリン事件など、かつての安全な国の面影が薄くなってきました。
一方、海外においても、平成元年に「ベルリンの壁」が崩壊して東西冷戦が終結する一方、中国で「天安門事件」が発生しました。2000年にはイスラム過激派がアメリカで同時多発テロを起こすなど、東西冷戦の時代とは異なる対立の構図が浮かび上がってきました。
世界情勢が大きく変わり、国内も閉塞感が強まってきた「平成」という時代をもう一度振り返り、私たちの未来を見つめるきっかけとしていきます。
講師プロフィール
片山杜秀(かたやま もりひで)
思想史家・音楽評論家、慶應義塾大学法学部教授
1963年宮城県生まれ
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学院法学研究科博士後期課程終了
専門は近代政治思想史、音楽
著書に『平成精神史』『見果てぬ日本 司馬遼太郎・小津安二郎・小松左京の挑戦』『未完のファシズム』『音盤考現学』及び『音盤博物誌』『近代日本の右翼思想』他
水無田気流(みなした きりう)
詩人、社会学者、國學院大學経済学部教授
1970年神奈川県生まれ
早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程終了
詩集に『音速平和 sonic peace』『Z境』、著書に『平成幸福論ノート 変容する社会と「安定志向の罠」』(田中理恵子名義)『「居場所」のない男、「時間」がない女』他
酒井信(さかいまこと)
文教大学情報学部メディア表現学科准教授
1977年長崎県生まれ
慶應義塾大学政策・メディア研究科博士後期課程終了
著書に『メディア・リテラシーを高めるための文章演習』『吉田修一論 現代小説の風土と訛り』『平成人(フラット・アダルト)』他
西日本新聞に「現代ブンガク風土記」を連載中(日曜)
当日の予定
13:00/開 会
13:05~14:05/片山杜秀氏による基調講演
14:10~14:50/水無田気流氏による講演
14:55~15:35/酒井 信氏による講演
休憩(10分間)
15:45~17:00/討議(コーディネーター:片山杜秀氏)
17:00/閉 会、著書サイン会(ブックスキューブリックによる著書の出張販売)
*当日の予定は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
お申込み方法
催し名(「平成セミナー)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291
主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702 TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp
*
【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
→「「平成」とはどんな時代だったのか」を終えて
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