That the wide diffusion of culture, and the education of humanity for justice and liberty and peace are indispensable to the dignity of man...
日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る
2018年06月20日
福岡ユネスコ文化講演会
日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る
〜日本の漫画・映画を元にした韓国映画から見た韓・日文化比較
日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る
〜日本の漫画・映画を元にした韓国映画から見た韓・日文化比較
2018年8月4日(土)13:30〜16:00(開場 13:00)
会場:電気ビル共創館3F カンフアレンスC会議室
福岡市中央区渡辺通2丁目
講師:チョン・スワン氏
定員 :110名
参加費:一般 1000円(当日1200円)
学生・留学生 500円(事前・当日とも)
主催 :一般財団法人 福岡ユネスコ協会
後援 :福岡市教育委員会
2018年前半に韓国でヒッ卜した映画の中に『いま、会いにゆきます』と『リトル・フォレス卜』があります。この2本は原作が日本の小説、漫画であり、ともに日本で映画化された作品でもあります。
韓国では1998年10月、金大中政権の時に日本の大衆文化が公式的に開放され、日本との文化交流が進展しました。以降、東野圭吾の小説を原作とした『白夜行—白い聞の中を歩く』や日本の漫画が原作で、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』を始め日本から発した映画が製作されました。
オリジナル脚本から作られる作品が多い韓国映画界の中で、日本に原作がある、あるいは日本映画のリメイク作品に対して韓国人はどのようなところに魅力を感じるのでしょうか。また、同じ原作からできた両国の映画を比較してみると、果たしてどのようなところが違うのでしょうか。韓国の日本映画研究者による映画を通した比較文化論です。
韓国では1998年10月、金大中政権の時に日本の大衆文化が公式的に開放され、日本との文化交流が進展しました。以降、東野圭吾の小説を原作とした『白夜行—白い聞の中を歩く』や日本の漫画が原作で、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』を始め日本から発した映画が製作されました。
オリジナル脚本から作られる作品が多い韓国映画界の中で、日本に原作がある、あるいは日本映画のリメイク作品に対して韓国人はどのようなところに魅力を感じるのでしょうか。また、同じ原作からできた両国の映画を比較してみると、果たしてどのようなところが違うのでしょうか。韓国の日本映画研究者による映画を通した比較文化論です。
チョン・スワン氏(Jung Soo-Wan )氏
韓国・東国大学映画映像学部教授
1963年韓国ソウル生まれ
早稲田大学大学院博士課程修了。
東国大学映画学科で博士号取得。
専門は映画学、映画史、日本映画研究
前チョンジュ(全州)国際映画祭プログラマ一、韓国・映画振興委員会委員
著書に『アジアの文化は越境する』(共著、弦書房)
お申込み方法
催し名(「チョン・スワン講演会」)、氏名(参加者全員)、一般/学生の別、メールアドレスまたは連絡先FAXを明記の上、メールかFAXで申し込んでください。
メールアドレス:fuunesco2014@gmail.com
FAX:092-733-1291
主催、問い合わせ先
一般財団法人 福岡ユネスコ協会(平日10~17時)
福岡市中央区薬院2丁目4-5-702 TEL:092-715-8768
HP:https://fukuoka-unesco.or.jp
*
【終了しました】
講演会は盛会のうちに終了しました。
その際の様子をblogでご報告しています。
次のリンクからご覧ください。
→「日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る」を終えて
*2019/06/10
講演内容をまとめた書籍を刊行しました。
→映画にみる韓国と日本《リメイク作品から考える比較文化論》
講演会・セミナー活動について
event
- 文学が描くイタリアと移民
- アジア映画の面白さとは何か
- アジアと国際秩序の現在、そして未来
- 言葉は世界を変えられるか 〜ポストコロナと紛争の現代に考えること
- 江戸時代における長崎への画家遊学 〜司馬江漢を中心にして
- 森鷗外とドイツ文学
- 往還する日・韓文化の現在 〜日本文化開放から韓流ブームまで
- 宗教・文化からみたロシアとウクライナ
- 変わる中国、変わらない中国 明・清時代から現代を見る
- 外国人との共生がコミュニティを豊かにする
- ラテンアメリカ文学の魔力 ガルシア・マルケスとバルガス・ジョサを中心に
- 映画創作と自分革命
- 大陸と日本人 なぜ彼らは海を渡ったのか
- 生きる場所、集う場所 〜パフォーミングアーツを通したアジアとの共生
- 「台湾」を読む 台湾新文学からLGBTQ文学まで
- 多文化共生を実現するために、私たちのできること
- コロナ危機以降のアジア経済
- 蘭学の九州
- 日本語を伝達ツールとして見直していく
- 七つの文学作品で読む韓国社会の過去と現在
- 琉球沖縄史を見る眼 〜なぜ『茶と琉球人』を書いたのか?
- 日本映画は中国でどのように愛されてきたのか
- 魯迅 ― 松本清張 ― 莫言 ミステリー/メタミステリーの系譜
- 対外関係から見た中国
- 「平成」とはどんな時代だったのか
- 北欧諸国はなぜ幸福なのか
- 人口減少社会 ― その可能性を考える
- 19世紀ロシア文学とその翻訳
- アオザイ 〜その伝統的価値と現代生活への影響力
- アジアと出会う旅 ―ボクシング資料が切り拓く日本・フィリピン関係史
- 日本(イルボン)発韓国映画の魅力を探る
- アメリカをもっと深く知ってみる 〜なぜトランプが出てきたのか?
- 香港におけるアヴァンギャルド文化とその未来
- 文学の国フランスへのお誘い
- 英国のいま、そして日本は?
- 言葉でアジアを描く―現代文学とアジア
- 「外国文学を読む。訳す。~柴田元幸氏による講演と朗読の夕べ~」
- 福岡ユネスコ文化セミナー「メディアは、いま機能しているのか?」
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会「インドから見たアジアの未来」
- 福岡ユネスコ講演会 国境(ボーダー)が持つ可能性―日本と隣国の最前線を見る
- 福岡ユネスコ文化講演会 上映会&対談 『ヘヴンズ ストーリー』のその先へ
- 福岡ユネスコ国際文化セミナー「日韓メモリー・ウォーズ ―日本人は何を知らないか―」
- 福岡ユネスコ文化講演会&トークショー「東山彰良の小説世界」
- 福岡ユネスコ講演会 宗教とは何か —日本から世界を見る
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会 生きている歴史、繋ぐ記憶
- 福岡ユネスコ文化講演会 新興アジアをどう見るか? 4つの視点
- 福岡ユネスコ文化講演会&トークショー 葉室麟の世界にふれる
- 福岡ユネスコ文化セミナー 2014 アジア主義―その先の近代へ
- 福岡ユネスコ・アジア文化講演会(林権澤監督 講演会)
- かくれキリシタンのオラショを巡る旅
- 日本人の堕落時代 夢野久作
- 村田喜代子講演会
- 陣内秀信講演会
- 平成25年度福岡ユネスコ・アジア文化講演会
- 未来に可能性はあるか?-3.11以降の社会構想-
- いつか死ぬ、それまで生きる
- 山本作兵衛と日本の近代
- 考える人 鶴見俊輔
- 〈未来〉との連帯は可能である。しかし、どのような意味で?
- 和本リテラシー(くずし字を読む)
- 邪馬台国と作家たち
- 辛亥革命と東アジア
- 創造する東アジア-文明・文化・ニヒリズム-
- 米倉斉加年 青木繁を語る
- 越境するアジアの現代文化 —現状と可能性—
- 松本清張と邪馬台国―古代の九州、そして北九州―
- 現代社会はどこに向かうか ―生きるリアリティーの崩壊と再生―
- いま、アジアをどう語るか ―現代化と歴史認識のはざまで―
- 水と緑の国 日本
- 福岡ユネスコ協会60年の歩み展
- 続・日本の文化と心 -日本語を基座として-
- 21世紀中国の文化構想 —和合学がめざすもの—
- 鷗外のドイツ滞在に学ぶ
- 日本の文化と心
- 戦後の新しい世界を夢みて
- 文化講演と討議
- 1967〜2005年に行なった催し・セミナー等
- 第一回 九州国際文化会議